ラズパイ5にSSDを追加した。
取り付けたのはGeekwormのX1003 Pcie M.2 NVMe2242 SSD拡張ボード。
これに、Wikiで使用実績のあるSamsungのPM991を組み合わせた。
これならばお気に入りの公式ケースが使えるからだ。但しこの場合は公式ケースについている冷却ファンを外し、公式アクティブクーラーを取り付ける必要がある。
なお、今回は下記のサイトを参考にした。
手順は下記の通り
- メニュー/アクセサリ/SD Card Copierを使用してSDカードからSSDにRaspberryPi OSをコピー(New Partition UUIDsにチェックを入れること)
- 一旦シャットダウンしてSDカードを抜き、SSDで起動
- 起動はするのだが、この状態だとプチフリが発生する。そこで下記の操作を行う…というか、必要な手順ならマニュアルに書いておいて欲しい…
cd /boot/firmware
sudo vi config.txt
一番下に下記を追加して保存
dtparam=nvme
dtparam=pciex1_gen=3 - 下記の操作をしてファームウェアを更新
sudo rpi-eeprom-config --edit
BOOT_ORDER=0xf461 となっているところを、BOOT_ORDER=0xf416に修正
一番下に下記を追加して保存(Ctrl + O、Enter、Ctrl + X)
PCIE_PROBE=1 - 再起動
結論を述べてしまうと、実はラズパイ5ではSDカードの速度も向上していて、UHS-I対応のSDカードを使うだけでわりと満足の行く速度になる為、SSDにしたところでそう感動はない。まあ確かに速くはなっているのだけど、気軽にOSを差し替えることができなくなることを考えると痛し痒しといったところだ。
また、公式ケースに付属しているファンはわりと優秀で、そちらをつかっている時はなかなかファンが唸りを上げることはないのだけど、公式アクティブクーラーに変えると少々熱を持つ。ケースの蓋を開けていないと安心できないくらいだ。今回は公式ケースを使うことに拘ってこの構成にしたのだけど、蓋を開けてないといけないことを考えると、この拘りは無意味だったかも知れない…