Unity 2021.3.26f1に移行しようとして試行錯誤

Android用のbuildをしようとしたが、新しめのSDK(API Level33)は存在しないし、そちらを解決しても「~\Editor\Data\PlaybackEngines\AndroidPlayer\SDK\cmdline-tools\2.1\bin\\..が見つからなかった」というエラーが出てbuildが通らなかった。

解決策は以下の通り。

 

  1. 1.管理者権限でコマンドプロンプトを起動、
    >cd C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2021.3.35f1\Editor\Data\PlaybackEngines\AndroidPlayer\SDK\tools\bin
    >sdkmanager "platform-tools" "platforms;android-33

  2. cd C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2021.3.36f1\Editor\Data\PlaybackEngines\AndroidPlayer\SDK\cmdline-tools\2.1\bin 
    した上で、
    sdkmanager.batの18行目を下記のように修正
    set DEFAULT_JVM_OPTS=-Dcom.android.sdklib.toolsdir=%~dp0\..

    set DEFAULT_JVM_OPTS="-Dcom.android.sdklib.toolsdir=%~dp0\.."

RaspberryPi 5にSSDを追加した

ラズパイ5にSSDを追加した。
取り付けたのはGeekwormのX1003 Pcie M.2 NVMe2242 SSD拡張ボード。

これに、Wikiで使用実績のあるSamsungのPM991を組み合わせた。

これならばお気に入りの公式ケースが使えるからだ。但しこの場合は公式ケースについている冷却ファンを外し、公式アクティブクーラーを取り付ける必要がある。

なお、今回は下記のサイトを参考にした。

gigazine.net

zenn.dev

 

手順は下記の通り

  1. メニュー/アクセサリ/SD Card Copierを使用してSDカードからSSDにRaspberryPi OSをコピー(New Partition UUIDsにチェックを入れること)
  2. 一旦シャットダウンしてSDカードを抜き、SSDで起動
  3. 起動はするのだが、この状態だとプチフリが発生する。そこで下記の操作を行う…というか、必要な手順ならマニュアルに書いておいて欲しい…
     cd /boot/firmware
     sudo vi config.txt
     一番下に下記を追加して保存
     dtparam=nvme
     dtparam=pciex1_gen=3
  4. 下記の操作をしてファームウェアを更新
    sudo rpi-eeprom-config --edit
    BOOT_ORDER=0xf461 となっているところを、BOOT_ORDER=0xf416に修正
    一番下に下記を追加して保存(Ctrl + O、Enter、Ctrl + X)
    PCIE_PROBE=1
  5. 再起動

結論を述べてしまうと、実はラズパイ5ではSDカードの速度も向上していて、UHS-I対応のSDカードを使うだけでわりと満足の行く速度になる為、SSDにしたところでそう感動はない。まあ確かに速くはなっているのだけど、気軽にOSを差し替えることができなくなることを考えると痛し痒しといったところだ。

また、公式ケースに付属しているファンはわりと優秀で、そちらをつかっている時はなかなかファンが唸りを上げることはないのだけど、公式アクティブクーラーに変えると少々熱を持つ。ケースの蓋を開けていないと安心できないくらいだ。今回は公式ケースを使うことに拘ってこの構成にしたのだけど、蓋を開けてないといけないことを考えると、この拘りは無意味だったかも知れない…

 

RaspberryPi OSでQt 5デザイナのレイアウトを元に戻したい

うっかりプロパティウィンドウを切り離したら元に戻せなくなった。

オマケにそのまま再起動するとりプロパティウィンドウのヘッダー部分がなくなって移動もできないし、下手なことをすると落ちる。

/home/HOGE/.config/QtProject/Designer.conf

を削除して再起動すると解決した

Raspberry Pi OS(RaspberryPi5)で、モニタを切り替えた際に自動ログアウトされるのを止める

地味に困るんだよね、この機能。

ちょっとゲームしたいとか別のPC使いたい時にモニタ切り替えたり、一時的に使わないからモニタの電源だけ切って〜なんてやるとログアウトしちゃう。使ってたソフトも落とされちゃう。まあ他人がいる職場ならそれもいいかも知れないけど、自分しかいない環境ではちょっと意識高すぎて使いづらいかな。

修正方法は

https://forums.raspberrypi.com/viewtopic.php?p=2175546#p2175546

こちらにある通り。

/boot/firmware/cmdline.txt の末尾に

“vc4.force_hotplug=1” if using HDMI0
“vc4.force_hotplug=2” if using HDMI1
“vc4.force_hotplug=3” if using HDMI 0 and 1

を追加してやればいい。

 

Raspberry Pi OS(RaspberryPi5)で、CTRLキーとCaps Lockを入れ替える方法 (Swap ctrl and capslock keys)

これまでRaspberryPiでCTRLキーとCaps Lockを入れ替える方法というと、/etc/default/keyboard を修正する方法が知られていたが、今のOSではディスプレイサーバがX11からXwaylandに変更された為か、その方法では入れ替えができない。

試行錯誤した後、こちらを参考にして入れ替えに成功した。

endaaman.me

とりあえず、私の環境はこうした、という設定を書いておく。キーボードの環境、種類によって読み替えて修正する必要がある。

  1. /usr/share/X11/xkb/symbols/jpを開く
    ・cd /usr/share/X11/xkb/symbols
    ・sudo cp jp jp_bak
    ・sudo vi jp
  2. 109キーボードの、key <CAPS>とkey <LCTL>の値を入れ替えて保存

    ・key <CAPS> { [ Eisu_toggle,Caps_Lock] };
           ↓
     key <CAPS> { [ Control_L            ] };

    ・key <LCTL> { [ Control_L            ] };
           ↓
     key <LCTL> { [ Eisu_toggle,Caps_Lock] };

  3. 再起動

以上で完了。…こんなの、GUIツールで設定できるようにして欲しいもんだ。

 

RaspberryPi OS のChromiumで日本語入力を可能にする

結論から言うと、

qiita.com

こちらを参考にした。

Chromiumウェブブラウザ」を右クリックしてプロバティを開き、コマンド欄の値を、「chromium-browser %U」から「chromium-browser --ozone-platform=x11 %U」に変更してやればいい。

 

記事中に「[案4]chromium-browser --gtk-version=4で実行」というものも紹介されているが、こちらは私の環境では効果がなかった。

何にしても、これでQT DesignerとVisual Studio Codeで作業をしつつYoutubeの動画を再生する、ということが快適にできることを確認できた。実際、使ってて不満はなく、ぼうっとしてるとこれがラズパイであることを忘れそうになるほどだw

実はQT Designerを使ってみたかっただけw

よーし、これでゴミアプリ作って遊ぶぞーw

 

Raspberry Pi 5を購入した

元がMSXユーザだったせいか、安くて小さなコンピュータというものに妙に惹かれる(西さんMSX3はまだですか)

そんなわけで以前から新しいRaspberry Pi が出る度にデスクトップ用途に使おうとしてはその遅さにガッカリすることを繰り返していたのだけど、ようやく満足のいくモノが出たと聞いて購入。

実際動かしてみるとSDカード駆動でも満足のいくスピードで動いてくれるので、しばらく使ってみようと思う…のだけど、なにしろRasPiOSの日本語入力とソフトウェアの相性が良くない。

Chromiumはまったく日本語入力ができないし、開発系のソフトでは日本語入力と英字入力が上手い具合に同居してくれない。

もっとも、後者は数時間ほど試行錯誤したところ、FcitxでMozcを選んで下のスパナボタンを押してキーボードレイアウトを「日本語」にしたら解決した。(但し、CTRL+SPACEで切り替えになる)

ああ面倒くさい…といいつつ、こういうのを解決していくのがまた楽しいと感じているのだから世話ないね。

個人的には小学生がこれをデスクトップとして使って、色々覚えることを期待したいのだけど、これではまだまだだなあ…本国では構わないのだろうけど。